お客様の声

インタビュー

有限会社ソフトレード様 左より 取締役専務執行役員白杉氏、取締役執行役員西野氏(写真右:株式会社シーピーデザインコンサルティング コンサルタント 白川)

「マネジメントシステムの定着に向けて」

インテリジェントウェイブ様

左より
取締役専務執行役員白杉氏、取締役執行役員西野氏

株式会社インテリジェントウェイブは、2002年にJISQ15001:1999版でプライバシーマークを取得し、今回、JISQ15001:2006への移行および更新にあたり、弊社のサービスをご利用いただいたお客様です。
今回は、個人情報保護管理者である取締役専務執行役員白杉さん、取締役執行役員西野さん、コンプライアンスチームグループ長上田さん、コンプライアンスチームグループ長青木さんにインタビューさせていただきました。

---御社の業務の概要を教えてください。

当社の業務の大きな柱は、(1)カードビジネスのフロント業務、(2)システムソリューション業務、(3)セキュリティシステム業務の3つになります。
カードビジネスのフロント業務、システムソリューション業務においては、顧客情報を取り扱うシステム開発や、保守等を行うため、個人情報と深いかかわりがありますが、テストにはダミーデータを使用するため、個人情報を直接取り扱う機会はほとんどありません。まれに、システム障害対応のために、個人情報にかかわる作業が発生するケースがある程度です。
しかし、セキュリティシステム業務に関しては、「ウイルスチェイサー」というウイルス対策ソフトウェアをダウンロード販売しておりますので、ユーザ登録データや販売データについては、自社が取り扱う個人情報として管理しています。
従業者保護の観点から、従業者の個人情報も保護すべき個人情報の対象として認識しています。

---プライバシーマークを取得しようと思ったきっかけはなんでしたか?

2002年5月20日に、当社は、JISAに申請し、プライバシーマーク付与認定を受けました。
当社のクライアントは、クレジットカード会社など、大量の個人情報を取り扱う会社です。クライアントに対し、信頼を得ていくためと要請に対応していくために「プライバシーマーク」を取得することになりました。
最初の取得の際は、コンサルタントの力を借りることなく、自社のみで対応しました。今回が4回目の審査だったのですが、最初の2回ほどは、審査はそれほど大変だったという印象はありません。しかし、前回から、マネジメントシステムの運用についてのチェックが厳しくなったと感じていました。

---JISQ15001:2006(新JIS)移行・更新に、コンサルティングを依頼しようとおもった理由はなんですか?

新JISに変わったことにより、要求事項に100項目以上の改定があったと聞き、正直、自力では無理だと感じたところにあります。実際、JISQ15001:1999版でまじめに取り組んでおり、自信満々で更新申請を行った事業者が、100箇所以上の指摘を受けたという話などを聞くこともありました。
その後も、事務局が新JISを読み込んだり、セミナーに参加したりして情報収集し、別のコンサルタントの手を借りながら、半年かけて教育内容を見直し修正し、何とか教育を実施しましたが、結局そこまでが限界でした。新JIS対応を効果的・効率的に行い、審査に対応していくためには、専門家が必要だと感じました。

教育に力を入れている
---シーピーデザインコンサルティングに決めた理由はなんでしたか?

情報収集の過程で、シーピーデザインコンサルティングさんを知り、セミナーに参加させていただきました。鈴木社長が新JISの改正に関わっていることで、規格の解釈について、事務局が何をすべきかというところにまで具体的でかつ審査に合格するまでの作業内容が明確だったことに他社さんとの違いを感じました。一番、効率的に対応できそうだと感じたことと、信頼感がありましたね。

---新JIS移行・更新において苦労された点を教えてください。

コンサルティングサービスを受けた結果、かなりスムーズに対応できたと感じています。疑問点があれば、すぐに回答してもらえましたし、チェックシート類が完備されていましたので、漏れのない対応が可能でした。その点が非常によかったです。

---審査はどうでしたか?

今回は、指定機関を変更したのですが、まず最初に、当社の業務内容を理解したうえで、具体的審査をしていただけたと感じています。当社はセキュリティに関しては、クレジットカード会社が顧客であることにも関係して、顧客に求められるレベルを標準として実施していますので、特にセキュリティに関しては、十分に対応していることを理解していただけたと思っています。

---コンサルタントを入れてよかったと思う点はどこですか?

まずは、他社の事例を具体的に聞くことができるという点です。もちろん、守秘義務がありますので、その範囲となりますが、実際に取り組んでいる実例を聞けるのは大変有意義です。

---今後、CPDCに期待するものはなんですか?

ぜひ、更なるマネジメントシステムの定着に役立つアドバイスをしていただきたいですね。
認証を取得したが、事務局担当者だけが大変な思いをして、現場に浸透していかないことも多いと聞いています。当社には、個人情報を取り扱わない部署も多数ありますから、そのような部署も含めて、どうやって定着していくかが今後の課題です。
もうひとつは、自社だけでは漏れがちな、法令等の変更に関する情報提供のサービスについてもぜひ利用したいと考えています。

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